生物に世界はどう見えるか 実重重実著 「環世界」軸に認識方法を分析

2020/1/18付
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日本経済新聞 朝刊
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ドイツの動物学者ユクスキュルは『生物から見た世界』で「環世界」という考え方を提唱した。動物はそれぞれの知覚と行動で世界をつくりだしているというこの概念を、進化の系統をたどりながら生物一般に敷衍(ふえん)したのが本書だ。

キーワードである「生物の主体性」は「階層をなすように進化している」と本書は主張する。生物の認識の軸は「空間」と「時間」の2つに大きく分けられる。例えばミミズは空間を2次元の平面と…

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