阪神大震災 25年の教訓は
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6400人を超える犠牲者を出した阪神大震災から17日で25年になる。この震災は都市のもろさを浮かび上がらせ、日本の防災を大きく変えた。その教訓は生かされているのか。次に備えるべき巨大災害は何か。市民や企業、行政にはどんな意識が必要なのか。考えてみる。
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損失最小化へ「縮災」不可欠 関西大学社会安全研究センター長 河田恵昭氏
阪神大震災はそれまでの防災の常識を覆した。1923年の関東大震災で延焼...
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