市場開拓 データ主導で
投資効率が高かった企業
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日本経済新聞社が売上高100億円以下の中堅上場企業「NEXT1000」を対象に、投資の効率を示す投下資本営業利益率(ROIC)の3年平均を調べたところ、新事業のアイデアをインターネット経由で浸透させる企業が上位に入った。消費者向け事業が目立ち、データ分析などで価値を高めている。首位は漫画アプリ開発のand factoryだった。
調査の概要 直近決算期の売上高が100億円以下の上場企業970社が対象(TOKYO PRO Market上場企業、決算期変更、金融除く)。直近4年間のデータが取得できる企業で、投下資本営業利益率(ROIC)の3年間の平均が大きい順にランキングした。営業利益を投下資本(有利子負債と自己資本の合算)で割って算出した。データは2019年12月13日時点...