配車アプリ、割引率競う
自社負担で料金2割引きも 顧客囲い込みを優先
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タクシーの配車アプリで割引競争が激しくなっている。自社の負担で2桁の割引率のクーポンを配布し、決済アプリと連携して「最大半額」をうたうものも登場した。利用者を増やすことで全国に22万台あるタクシーにアプリの採用を促す。配車アプリの収入源は後部座席に設置するデジタルサイネージ(電子看板)の広告収入だ。アプリが入れば、電子看板の設置につながるとみて、大型還元が広がっている。
11月末から12月中旬まで...
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