春秋

2019/12/16付
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日本経済新聞 朝刊
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「心からしなのの雪に降られけり」とは寂しげな句だ。古里の信濃から江戸へ奉公に出た小林一茶が、俳諧師として名をなしつつあった文化4年(1807年)冬。亡父の遺産分割協議で帰郷した。が、交渉は決裂。彼を温かく迎えてくれたのは、冷たい雪だけだった。

▼信州に雪が舞う季節になった。千曲川の堤防が決壊し、多数の住宅が被害を受けた長野市。市内4カ所に建てた仮設住宅で被災者の入居が始まった。気ぜわしい師走の引っ…

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