交遊抄「桃」のご縁 今野寿美

2019/12/7付
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日本経済新聞 朝刊
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「絵かきの野田です」と電話口で名のられるのは現代写実画の巨匠、野田弘志氏。その野田先生から、華やかな楽しみの場にお誘いいただくようになって、もう30年を超えた。「世紀末の桃」という歌集刊行のとき装幀(そうてい)家の高麗隆彦氏が先生の水彩画「桃二つ」をお借りしてすてきな表紙にしてくれたのがご縁の始まり。桃がそこに在ること自体がかぐわしいその絵、同時期の超細密な鉛筆画シリーズ「湿原」に魅せられ、先生…

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