宗旨変えしたノーベル賞学者
[有料会員限定]
ノーベル賞を受賞した経済学者のポール・クルーグマン氏が、自由貿易、グローバル化礼賛から宗旨変えしたという。米フォーリン・ポリシー誌によると、グローバル化が格差拡大という経済・社会的な大変動をもたらすことにこれまで気付かなかった。中国との競争で米国の労働者がかぶる深刻な痛手を過小評価していたのだという。
実は今日、自由貿易が、関係するどの国にも利益をもたらすというリカードの比較生産費説が成り立たな...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り713文字
関連キーワード