春秋

2019/11/23付
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日本経済新聞 朝刊
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タイトルは「六月」。しかしこの詩はきょうの「勤労感謝の日」にぴったりだろう。「どこかに美しい村はないか/一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒/鍬を立てかけ 籠を置き/男も女も大きなジョッキをかたむける」。茨木のり子さんが残した作品のひとつである。

▼ひたむきな労働と、おおらかな休息のすがすがしさを描いて間然するところがない。かつての新嘗祭(にいなめさい)は勤労の成果としての収穫を神に感謝した。戦後、こ…

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