こころの玉手箱日米協会会長 藤崎一郎(2) 日本文化映す母と妻の手芸

2019/11/19付
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日本経済新聞 夕刊
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母芙佐子(ふさこ)は、父をみとってから10年間、ひとりで暮らし、3年前になくなった。戦前の帰国子女だったせいか、外国旅行や外国人との会話が好きだった。私が外国から買って帰る本や雑誌を喜んでいた。

晩年の楽しみは、もっぱら2人の妹との毎日の長電話と、子供の頃からの友人たちとのひんぱんなブリッジ、それに手芸だった。かつて暮らしたオランダのアッセンデルフト流に木皿や木箱などに花をペイントで描くのを楽し…

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