こころの玉手箱俳人 黛まどか(1) 韓国で買った小箱

2019/11/11付
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日本経済新聞 夕刊
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「その小箱、骨董としてはかなり怪しいですが、緑色がきれいだからお揃(そろ)いで買いませんか? 旅の思い出に」。釜山の骨董市で足を留めていた私に、同行の故14代沈壽官(ちんじゅかん)氏がそう声を掛けてきてくれた。2003年8月、「日韓文化交流基金韓国訪問団」で韓国を訪問した折のこと。薩摩焼の名工として知られる沈壽官氏。初代は16世紀末の慶長の役で日本に連行された朝鮮人技術者だ。400年に及ぶ一族の…

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