こころの玉手箱学習院大学長 井上寿一(3) 恩師にいただいたオルゴール

2019/11/7付
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日本経済新聞 夕刊
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大学院の修士課程から博士後期課程に進学する時、細谷千博先生が他大学に移られることになった。私はアメリカ政治外交史研究の有賀貞先生に預けられる身となった。

研究の方は一向に芽が出なかった。その頃の有賀先生からの年賀状に「井上君は時間をかければいい研究ができる人だと思います」との一文が添えられていた。今から思えば婉曲(えんきょく)表現で、研究の断念を求める意図だったのではなかったか。しかし当時は真に…

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