改憲論議の視点(上)「解釈」が憲法観ゆがめる - 日本経済新聞
/

この記事は会員限定です

改憲論議の視点(上)「解釈」が憲法観ゆがめる

横大道聡・慶応義塾大学教授

[有料会員限定]

1946年に制定され、翌年に施行された日本国憲法は、改正を経験しない世界最長寿の憲法だ。1789年以降に存在した全世界の憲法を対象とした大規模な統計調査によれば、憲法の平均寿命は17年。その長さは際立っている。では、改正を経ずに長期間にわたって存続することは望ましいことなのだろうか。筆者には、病理面が目立ってきているように見える。

憲法のデザインは、簡潔で概括的な規定を中心に枠組みだけを定めるモ...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り2640文字

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません