ゲノム多様性、治療の障害に 中川恵一

2019/10/23付
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日本経済新聞 夕刊
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がんは、ある臓器に発生したたった一つの不死細胞が、免疫の監視の網をかいくぐって増殖したものです。全身にがんが転移しても、すべてのがん細胞は最初に発生した不死細胞の遺伝子を引き継いだ「クローン」です。

例えば、乳がんが肺に転移したとしても、それは肺の細胞から発生する「肺がん」とは全く性質が違い、元々の乳がんの性質をそのまま持ち続けています。日本人が外国に移住して国籍が変わっても、肌や目の色が変わら…

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