春秋

2019/10/16付
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日本経済新聞 朝刊
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今年の夏、弥生時代を研究する考古学者から、こんな話を聞いた。「歴史上、水田での稲作が始まった地域は後戻りできない大きな変化をとげる」。集団に指導者が生まれ、他のグループとの争いも起きる。作柄に直結する水路を整え、守らねばならないからだという。

▼コメの出来、不出来が命にかかわった生まれたての農耕社会。水の管理が極めて重視され、トップの号令で、民が力を合わせて利水や治水に努めたのだろう。時代は下り、…

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