春秋

2019/10/6付
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日本経済新聞 朝刊
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通勤の乗換駅で、ノーベル賞を数年前に受けた科学者の姿を何度か見かけたことがある。高架のホームから雪崩をうって降りてくる乗客を横目に、自らは電車に乗ろうと階段を上がる機をはかるふうであった。群衆から頭一つ抜け出す長身で、どこか悲しげにも見えた。

▼今年も明日の生理学・医学を皮切りに、14日の経済学までノーベル賞受賞者が発表される。1949年に湯川秀樹が物理学賞に輝き、自信を失った人々に希望を与えて以…

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