関電、再稼働戦略に影
[有料会員限定]
関西電力役員らの金品受領問題は、原子力発電所の再稼働に影を落とす。関電は4基の原発が再稼働し、残る3基を2021年までに再稼働させる方針だ。今回の問題で世論が硬化すれば、地元同意の取り付けが遅れかねない。他の電力会社は自社の再稼働に影響することを警戒している。
関電の岩根茂樹社長は27日の記者会見で「(金品受領問題に絡み原発関連工事の)発注プロセスは適切だった」と話した。八木誠会長とそろって報酬...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り471文字