原発の町 信頼問う声も 福井・高浜、関電役員らに金品
運転延長工事中、地域経済に懸念
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関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役から金品を受領していた問題では、地元でも当惑する声が広がっている。関電にとって高浜町は原子力発電の中核的地域になりつつあり、運転期間を延長するための工事も進んでいるからだ。一方、原発依存度の高い高浜町でも地域の先行きを懸念する声が出始めている。
関電は現在、福井県内に高浜、美浜(美浜町)、大飯(おおい町)の3原発を設置している。このうち現在稼働できるのは、高...
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