演劇シス・カンパニー「死と乙女」 心理戦、緊張感途切れず

2019/9/25付
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日本経済新聞 夕刊
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かつての軍事独裁政権下で受けた拷問の記憶に苦しむ妻と、民主的な新政権で重職を担う夫。夫婦の前に1人の男が現れ、3人の間で緊迫した心理戦が展開する。宮沢りえ、堤真一、段田安則の隙のない演技によって緊張感の途切れないすぐれた舞台となった。

戯曲を執筆したチリの劇作家アリエル・ドーフマンは、1970~80年代のピノチェト独裁政権時代に亡命生活を余儀なくされた経験をもつ。政権が崩壊した90年に書かれた戯…

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