「安い抗体医薬」へ生産設備参入 東洋エンジや日揮
薬価抑制の効果も
[有料会員限定]
エンジニアリング大手が製造コストを抑えたがん治療向け「抗体医薬(総合2面きょうのことば)」の生産設備の開発に動き出す。東洋エンジニアリングは原料を無駄なく使える設備を用い、製造コストを3割程度抑えた。抗体医薬は治療効果が高いとされるが、月数十万円の費用がかかるがん免疫薬「オプジーボ」など高額薬が医療保険財政を圧迫する懸念がある。製造コストを削減できれば、薬価抑制につながる可能性がある。
抗体医薬...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り560文字
関連企業・業界