発症の仕組み 解明進む
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IgG4関連疾患の発症メカニズムを調べる研究も進む。関西電力病院の千葉勉院長(京都大学名誉教授)と塩川雅広・京大病院特定病院助教らは自己免疫性膵(すい)炎の発症の仕組みを解明した。
この病気は体内でできた抗体が誤って自分自身を攻撃していると考えられる。結果として「病気を抑えようとIgG4値が高くなっている可能性が高い」と千葉院長は話す。チームは患者の血液から採った抗体をマウスに投与する実験などを実...
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