REIT 活況とひずみ(上)14兆円市場 日銀が支え
地銀も追随、価格かさ上げ
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不動産投資信託(REIT)市場が膨らんでいる。市場創設から20年弱で銘柄は60を超え、時価総額は14兆円を突破。米国に次ぐ世界2位で、東証1部の不動産業の時価総額を上回る規模となった市場には内外のマネーが流入する。ただ、市場拡大を後押ししてきた日銀の買い入れが長引くにつれ、市場にはひずみも生まれている。
「REITに投資したい。どれを買ったらいいのか」。モルガン・スタンレーMUFG証券の竹村淳郎氏のも...
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