2019年8月22日(木)

ハウス・ジャック・ビルト
人間の根拠揺るがす冷酷

2019/6/14付
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日本経済新聞 夕刊
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掛け値なしの傑作だ。だが、気の弱い方はご覧にならないほうがいい。現在の世界映画で一番危ない監督ラース・フォン・トリアーの面目躍如である。残酷描写や流血趣味なら、もっと激しいスプラッター(血しぶき映画)はいくらでもある。トリアーの映画には、人間であることの根拠を揺るがす、恐ろしく冷たい視線がひそむ。そこが見る者の背筋を寒くさせる。

舞台は1970年代のアメリカ北西部。主人公の技師ジャック(マット・…

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