2019年6月19日(水)

経済教室米中貿易戦争の行方(上)戦後貿易秩序の弱体化 懸念
木村福成・慶応義塾大学教授

2019/5/24付
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日本経済新聞 朝刊
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楽観論が優勢だった米中関税戦争は、5月に入り再び混沌としてきた。中国からの交渉揺り戻しに対し、米国が制裁関税第3弾として課した関税を10%から25%へ引き上げた(図参照)。中国も新たな報復措置の検討を始め、さらに米国は消費財を含む全品目を対象とする第4弾の実施をにおわせる。交渉の詳しい内容は公表されておらず、先行きの不透明感が増している。

米中の関税引き上げの経済効果は、通常のシミュレーションモ…

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