工場自動化関連、7社減益
今年度、国内主要8社 中国の受注減続く 下期底入れの見方も
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工場の自動化機器を製造する企業の業績見通しに暗雲が漂っている。15日出そろった国内主要8社の2019年度見通しは三菱電機を除く7社が最終減益を見込む。米中貿易摩擦の再燃などで中国企業を中心とした設備投資の減速が長引く。独シーメンスなど海外の自動化機器大手も足元で減益となった。日米欧の景況感が悪化する中、経営者からは受注や販売の動向に慎重な声が目立つ。
15日はSMCが19年3月期連結決算を発表した。半導体...
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