2019年6月27日(木)

プロムナード誤読の効能 笹公人

2019/5/22付
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日本経済新聞 夕刊
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短歌は文字数が少なく、言いたいことの一部分を暗示して、あとは読者の想像力にゆだねる詩型である。そんな短歌の特質のおかげで思わぬ鑑賞のされ方をして戸惑うことも多い。

たとえば、かつて本紙春秋欄で引用された、歌人の栗木京子さんの著書『短歌をつくろう』からの穴埋め問題。

 君からのメールがなくていまこころ〔………〕より暗し

笹 公人

答えは、「平安京の闇」なのだが、教鞭(きょうべん)をとっている大学で「…

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