AI時代の知的財産
国際会議開催 ルール議論へ
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国連の専門機関、世界知的所有権機関(WIPO)は9月、人工知能(AI)時代の知的財産を考える国際会議をスイス・ジュネーブで開催する。AIや情報通信技術(ICT)を支えるデータの価値を知財としてどう捉えるかや、保護のあり方を幅広く議論し、多国間の制度調和を目指す。
特許や商標、意匠などについては、世界貿易機関(WTO)のTRIPS協定(知的財産権の貿易的側面に関する協定)が、法的権利としての要件や保...
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