幹細胞移植 皮膚病にも
阪大が有効性確認 薬メーカー、適用申請へ
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<訂正> 18日付朝刊科学技術面「幹細胞移植、皮膚病にも」の記事中で「移植して皮膚を再生させる治療」とあったのは「移植する治療」の誤りでした。
大阪大学の玉井克人寄付講座教授らは日常のわずかな刺激や摩擦で皮膚がはがれる難病「表皮水疱(すいほう)症」の患者に他人の幹細胞を移植する治療が有効だと確認した。医師主導による臨床試験(治験)の結果で、この幹細胞はほかの病気の細胞医薬品としても実用化している。同医薬品を製造販売するJCRファーマが3月にも適用拡大を国に申請する予定だ。
表皮水疱症は遺伝子の変異が原因で起こる。皮膚同士の接着が弱いため...
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