特許法改正 専門家が工場立ち入り
訴訟で証拠収集容易に、大企業に異論も
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特許庁は特許訴訟制度の見直し案をまとめた。今国会に関連の特許法改正案を提出する。目玉は訴訟で原告側が侵害の立証をしやすくするために、専門家が被告側の工場などに立ち入り、証拠収集する制度の導入だ。特許の侵害に悩む中小企業側からの要望を受けた改正だが、大企業を中心に異論も残っている。
特許訴訟制度の見直しは2018年10月から、特許制度小委員会で議論されてきた。裁判で必要な証拠を提示させる米国の「ディ...
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