知財戦略、中国勢も脅威
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海外展開を狙うスタートアップにとって、米国・中国勢との知的財産戦略の差は競争力に直結する可能性がある。日本企業はさらに関心を高める必要がありそうだ。
世界知的所有権機関(WIPO)によると、2017年の日本の特許出願件数は約32万件でここ数年横ばいで推移する。一方、中国はスタートアップがけん引する形で09年以降件数を急速に伸ばし、17年は日本の約4倍の138万件に達した。
米国の新興企業では「創業...
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