柄杓(ひしゃく) 清らかな白木で水汲み

2019/1/26付
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日本経済新聞 夕刊
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手のひらをくぼめてすくって飲んだ山の清水のうまさ。両手をそろえて汲(く)んだ冷たい水でバシャッと洗ったときの顔の爽快さよ。大きなフキの葉を丸めて汲んで飲んだ水は、なぜか甘露な味がした。

沖縄の八重山諸島にはクバ(ヤシの仲間)の葉を丸め、葉軸と葉先を束ねて柄にしたウブルなどと呼ばれる水汲み具がある。同じ手法で大きく作り、握りも太くすると井戸の水汲みのツルベ(釣瓶)になる。握り手の端に重り石を付けて…

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