キリン変えたP&G流
破壊こそ再生への道 編集委員 中村直文
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12月5日の三越日本橋本店。平日の午前中ながら1階のホールは来場者で埋め尽くされた。お目当てのイベントはアーティストの小松美羽さんによるライブペイント。モチーフとしている「神獣」を絵の具を飛ばしながらキャンバスに描く迫力に人々は見入った。
小松さんには面白いエピソードがある。小松さんを有名にしたのは「四十九日」という銅版画だった。新作を出してもそのイメージが抜けない。「それが私を停滞させている」...
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