山梨県、南アなど登山届提出 努力義務に
遭難多発、安全確保へ 罰則なく効果に疑問も
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山梨県は富士山や南アルプスなどの登山者に対し、10月20日から登山計画書(登山届)の提出を努力義務化した。遭難が多発しているためで、2019年12月からは厳冬期に限り義務化する。ただ、提出をしなくても罰則はなく、効果を疑問視する声も出ている。
登山届は氏名、住所、緊急連絡先のほか、登山ルートや装備を記入する。スマートフォンの専用サイトなどを通じ提出でき、遭難時には捜索の手がかりになる。従来提出は...
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