首都大学東京 気候学国際研究センター
アジアの減災目指す
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2018年は西日本豪雨や関西を襲った台風21号など、深刻な気象災害が相次いだ。海外でもこの1年で、フィリピンやインドで台風や大雨が猛威をふるった。首都大学東京の気候学国際研究センターは国境を越えた共同研究で異常気象のメカニズムを明らかにし、日本を含めたアジア各国の減災を目指している。
センターは15年に設置された。都市部で起こるゲリラ豪雨から国をまたぐモンスーン(季節風)が関わる気候メカニズムまで...
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