環境・社会・ガバナンス格付け 日産は「最低」 9月に指摘
米企業、過度の権限集中に疑念
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日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者の逮捕で、日産のコーポレートガバナンスの脆弱さが指摘されている。指数算出会社の米MSCIは9月に日産のESG(環境、社会、ガバナンス)格付けを最低の「CCC」に引き下げていた。鷹羽美奈子ヴァイスプレジデントは「株式持ち合いや取締役会の独立性など、コーポレートガバナンスの問題は多かった」と話す。
MSCIは企業のガバナンスを96項目に分けて評価し、ガバナンススコアを付ける...
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