USTR報告書、中国知財「なお不公正」
制裁後も変化なし 首脳会談前に圧力強化
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【ワシントン=河浪武史】米通商代表部(USTR)は20日、中国の貿易・投資政策を巡る報告書を発表し、制裁関税の発動後も「技術移転など中国の不公正な行動は根本的に変わっていない」と厳しく批判した。米中両国は11月末にも首脳会談を開く予定だが、とりわけハイテク分野の知的財産権問題で、米当局は中国への圧力を一段と強めている。
トランプ政権は7月、中国の知財侵害を制裁するため「通商法301条」に基づいて中...
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