金融・IT 株安を主導
世界の時価総額、1カ月で770兆円減 景気不安と割高修正
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世界的な株安の連鎖に歯止めがかからない。世界の株式時価総額は10月に入って7兆ドル近く減少した。景気敏感業種である金融や電機、割高感が強まっていたIT(情報技術)関連などの時価総額の減少幅が特に大きい。米中摩擦などを受けた景気減速懸念と株価の割高修正が絡み合う格好で、相場底入れには時間がかかる可能性もありそうだ。
米ダウ工業株30種平均が10月上旬から下げに転じ、世界的な株安基調が強まった。QUI...
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