愚直な実験主義者 西沢潤一さん死去
追い求めた独創性
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日本の半導体研究をけん引し、エレクトロニクス産業の発展を支えた西沢潤一さんが亡くなった。日本人が備える独創性を信じ、常に最先端の工学技術を目指していた。
(1面参照)
父親も東北大学教授を務めた研究者で、工学の道に進んだ。自ら「愚直な実験主義者」といい、厳しい指導で若い研究者から恐れられた。「日本は科学技術で国をつくっていかなければいけない」が持論。日本人はそれを実現する独創性をもっていると語って...
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