新国立劇場「魔笛」 新監督の船出、多層的な舞台

2018/10/26付
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日本経済新聞 夕刊
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大野和士が新国立劇場のオペラ部門芸術監督に就任した、その幕開けとなる公演。

大野は指揮者なのに、あえて指揮しなかった。監督として劇場全体のビジョンを示そうと考えたのだろう。

その意図はよく出ていた。指揮のローラント・ベーアは、ドイツなどで経験を積んだ中堅。速めのテンポでキビキビ運んで、もたれやすい音楽をあきさせずに聴かせる。ただし強烈な個性はない。歌手も同様で、タミーノのスティーヴ・ダヴィスリム…

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