東商取、天然ゴム新銘柄を上場 中国・東南アの利用促す
先物、タイヤ各社は静観
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東京商品取引所は9日、自動車タイヤなどに使う天然ゴムの新銘柄を上場する。中国や東南アジアのトレーダーや投資家の先物取引を促す狙いだ。ただ、現物の調達量が多い日本の自動車タイヤメーカーは静観の構え。十分な流動性を確保できるかは見通せない。
東商取で天然ゴムは金、原油、白金に次ぐ売買高があり、2017年は全体の9%を占めた。現在は手作業で生成する「RSS」と呼ぶ銘柄を上場している。
新たに上場するのは...
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