健保組合、42%赤字 17年度
高齢者医療、負担重く
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大企業の会社員とその家族などが加入する健康保険組合のうち、全体の42%にあたる580組合が2017年度決算で赤字となった。全組合を合算した収支は黒字を確保したが、黒字額は1346億円と16年度比で1030億円減少。大型健保が相次いで解散を決めるなど、高齢者医療費を補完する支援金負担が重くのしかかる実態が改めて浮き彫りになった。
健康保険組合連合会(健保連)が1394組合の収支状況を25日に発表し...
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