ビート、経営権争い激化
香港仮想通貨企業の提案に対抗 豪金融の出資案も提示
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東京証券取引所第2部の上場企業、ビート・ホールディングス・リミテッドの経営の主導権を巡る攻防が激しくなっている。10月5日の臨時株主総会は、同社への出資を狙う香港籍の仮想通貨会社の株主提案に、他社との友好的な資本提携を模索するビートが対抗する構図となる。争奪戦の行方次第ではビートが突然、仮想通貨会社に変貌する可能性もある。
株主提案を出しているのは仮想通貨関連事業を手がけるノア・アーク・テクノロジーズだ。すでにビート社の株式を約1割...
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