ゲノム編集特許「応用者側に」
米連邦高裁判断 基礎開発者の主張退ける
[有料会員限定]
【サンフランシスコ=共同】遺伝子を自在に改変できる「ゲノム編集」技術の特許権争いで、米連邦高裁は11日までに、基本的な仕組みを開発した大学教授らの主張を退け、人の細胞への応用に成功した米ブロード研究所の研究者らに特許権を認めた。
ゲノム編集技術は、ノーベル賞の対象として有力視されている。
特許権が争われたのは「クリスパー・キャス9」という手法。米カリフォルニア大バークリー校のジェニファー・ダウド...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り326文字