国債先物の取引5割増
8月前年比、海外勢の売買膨らむ
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国債先物市場の取引が久々に復調した。日本取引所グループによると、8月の国債先物の取引代金は前年同月比49.4%増の134兆円。日銀が7月末、国債市場の機能低下などの副作用に対応して変動幅を広げる政策修正を実施したことを受け、市場参加者の売買が膨らんだ。取引金額は8月としては2007年以来11年ぶりの水準だ。
国債先物は売買の中心となる銘柄が切り替わる「限月交代」のある3、6、9、12月に取引が増...
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