九電、太陽光停止要請も 供給過多で秋にも
電力需要減、原発は再稼働
[有料会員限定]
九州電力が今秋にも太陽光・風力の発電事業者に稼働停止を求める「出力抑制」を実施する可能性が高まっている。実施されれば離島以外で全国初。九州では太陽光発電の普及で供給力が増えているほか、原子力発電所も再稼働した。冷房の電力需要が落ち込む秋に需給バランスが崩れる可能性があり、九電は大規模な停電を避けるために出力抑制する構えだ。
太陽光は晴天の昼間に発電量が伸びる一方、夜間は発電しない「不安定電源」とされる。再...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1035文字