共に働く社会 道半ば
障害者雇用、企業にも課題 求人は「軽度」に集中、仕事内容調整は及び腰
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障害者雇用の旗振り役であるはずの中央省庁の間にまん延していた雇用者数水増しの実態が28日、明らかになった。ずさんな数字の扱いの背後には、障害者の自立や活躍への無関心が透ける。障害者雇用の現場では求人の偏りや就職後のケアなどに課題は多く、関係者は「数合わせではなく、一人ひとりの障害者に向き合う姿勢を持ってほしい」と訴えている。(総合2面参照)
ハローワーク静岡(静岡市)の障害者雇用の担当者は「職探...