「AI病院」産官学で 治療精度高める
5年後10カ所 専門人材の育成必要
[有料会員限定]
人工知能(AI)を積極的に利用する「AI病院」の実現に産官学が連携して乗り出す。カルテの自動入力や画像診断、最適な治療法の選択などに「AI医療(総合2面きょうのことば)」を取り入れたモデル病院を2022年度末までに10病院つくる。膨らむ医療費や慢性的な医師不足といった構造問題をAIの力で克服する。AIを搭載することで医療産業の国際競争力の強化も狙う。
政府は5年間で百数十億円を投じる。文部科学省、...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り845文字