2018/8/6付
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日本経済新聞 朝刊
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日本中の都市が次々に焼け落ちていくのに、なぜか広島には空襲がなかった。1945年夏。市民は首をひねりつつも、まずは平穏を喜んでいた。浄土真宗本願寺派の「安芸門徒」が多い土地柄だから、米軍が攻撃を手控えている……。そんな噂まで流れていたという。

▼思えば、なんと悲しい楽観だったことか。そのころ米軍は日本本土への原爆投下計画を着々と進め、目標検討委員会を設けて犠牲とする都市を絞り込んでいた。さまざまな…

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