緩和副作用に配慮案
日銀会合、リフレ派反発も 20年度の物価見通し注目
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日銀は7月30~31日に開く金融政策決定会合で、現行の金融緩和の副作用にどう配慮すべきかを検討する。緩和が長引くなかで、金融機関の収益に目配りする狙いがある。ただ積極的な緩和を求めるリフレ派の政策委員が反発する可能性も否めない。物価が低迷するなら追加緩和が必要との立場で、今回改定する2020年度の物価見通しが注目される。
「心が折れそうになる数字だ」。日銀幹部は厳しい表情をみせる。20日公表の6...
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