(フラッシュ)東京大学、燃料電池を安く CO2を再利用
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■東京大学 菊地隆司准教授らは家庭用燃料電池の製造コストを約2割低減する技術を開発した。発電時に生じる二酸化炭素(CO2)を再利用することで、燃料ガスから水素を取り出す専用装置を不要にした。企業と協力して耐久性などを詳しく調べ、5年後の実用化を目指す。
燃料電池は水素と酸素の反応で発電する。家庭用に普及するタイプでは、燃料ガスに高温の水蒸気を反応させて水素を取り出している...
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