「解」とは牛を切り分けること 阿辻哲次

2018/7/22付
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日本経済新聞 朝刊
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太古の昔、人類が狩りで食料を確保していた頃、獲物はおそらく丸焼きにして食べたのだろうが、ウサギや鳥ならともかく、鹿くらいになれば焼いたあと肉を切りわけなければならない。そこで必要になるのがナイフで、石器時代にはもちろん石でナイフを作った。こう考えれば、人類史上最初に登場した調理道具はナイフだったということになる。

料理用のナイフを指す「ほうちょう」を「包丁」と書くのは戦後の書き方で、かつては「庖…

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